教育コラム

感情をコントロールする技術!元プロテニスプレイヤー松岡修造さんに学ぶ

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感情をコントロールする技術!元プロテニスプレイヤー松岡修造さんに学ぶ

勉強などをやっていると、問題が解けないなどついついイライラしてしまうことはありませんか?

また、必要以上に不安になったり、落ち着かないなど悩んだことはありませんか?

自分の力を100%以上発揮するためには、自分の感情をコントロールすることがとても大切です。

今回は、テニスプレイヤーの錦織圭選手の活躍でCMやテレビで引っ張りだこの松岡修造さんの言葉から感情をコントロールする技術を学びましょう。

この記事のポイント

1.松岡修造さんって?

2.松岡修造さんの言葉4選

 

1.松岡修造さんって?

松岡修造さんは皆さんおなじみの通り元プロテニスプレイヤーで日本のテニスの歴史にその名を刻む名プレイヤーでした。

錦織圭選手に世界への道筋を示した師匠の一人としてもおなじみですね。

松岡さんは現在は、タレント、スポーツ解説者やキャスターとして活躍されています。オリンピックなどの主要な大会では現地で選手の声を届ける姿を何度も目にした方も多いと思います。

曽祖父は阪急東宝グループの創始者小林一三さんで、お父様も東宝第11代社長の松岡功さん、お母様は元宝塚千波静という超エリート。自身は慶應義塾出身です。

この方ただのボンボンではなく、コメントの引き出し方などやはり賢いなと思われる方は多いと思います。有り余るパッションで変な人と思われるかもしれませんがとてもすごい人なんです。

 

 

2.松岡修造さんの言葉4選

 

そんな世界でも活躍した松岡修造さんがどうやって感情をコントロールし成果を上げてきたのでしょうか?

松岡修造さんの言葉からその技術を学んでいきたいと思います。

「本当の僕はどちらかといえば消極的で、決して強い心を持った人間ではありません。だから、常に前向きな言葉で自分を応援し続け、心を強くしようとしてきました」

強い心を持つことができれば、自己肯定することができ、自信も生まれちょっとしたことでは、イライラすることもなく、平常心で臨めます。

逆に、消極的になり心が弱ければ、ちょっとしたことで不安になり、イライラしてしまいます。このように心を強くすることで怒りなどからくるイライラした感情をコントロールしています。

「考えろ!考えるな!」

松岡さんの言葉にこんな言葉があります。一見、逆のことを同時に言っているようで何言ってるんだ??と思ってしまうかもしれません。

これは、自分で変えられることは考える。自分で変えられないことは、一切考えない。人の性格や天気など、自分ではコントロールできないことは考えたって仕方がないという考えがバックにあります。自分でコントロールできるかどうかでまず判別し、どうにもできない不安なことがあることを理解し、自分でコントロールできるものだけに集中するという技術です。むやみに不安になる必要ないというメッセージも込められているのでしょう。

『できるよ、修造!』

年明けのスポーツ番組で、松岡さんが、テニスをしている時にこのような言葉をよく口にするのを見ますね。これは、あらかじめ自分で決めていた「プラス思考のフレーズ」を使う事で、不当な評価を受けたときなど心が折れそうになっても、自分を励まし鼓舞することができます。こうした言葉は、毎日使い自然に自分になじませる必要があります。

「カメはベストを尽くした。君はどうだ?」

これに関して松岡さん自身は、このようにコメントしてます。

カメは最初からウサギなどまったく気にしていなかった。ただひたすらゴールだけを見て自分のベストを尽くした。夢に向かうときは、他人との競争は必要ない。自分が決めたゴールだけを見て、ベストを尽くせばいいんだ。

理想の自分を思い描くことで未来志向で行動でき、過去の事や周りの事を気にすることなくイライラもせずに集中できます。また明確なゴールをイメージすることでゴールへ向けてモチベーションを維持することもできます。

このような技術を使う事で自分の感情をコントロールし成果を出すことができます。皆さんもマネしてみてはどうですか?