受験で難関校にも合格する!成績のよい子ども達に見られる7つの特徴
私は長年、小中高校生の生徒さんの指導をしてきました。生徒さんたちと接する中で成績が伸びやすい子には、似たような特徴があると感じます。そうした生徒たちは、中学受験、高校受験、大学受験でも難関校合格をやってのけてくれます。
今回は、そういった成績の伸びる子に見られる特徴をまとめていこうと思います。子どもたちの行動パターンと比べて改善できる点は改善してみましょう。
成績を伸ばしたい保護者に是非見て、参考にしてもらえればと思います。
1.素直である
2.言い訳をしない
3.積極的で実行力がある
4.困難なことがあっても逃げない
5.工夫しようとする
6.計画的である
7.感謝の気持ちを持っている
1.素直である

成績が伸びやすい子はまず、人の話を素直に聞いてくれる子が多いです。相手の話を聞き、忠実に真似る事を実践してくれます。成績が伸びにくい子ほどまずは、真似るということをやろうとしません。例えば、面倒だからといって途中計算を飛ばしたり、ポイントを板書していても、メモを取ろうとしなかったり素直に取り組もうとしないことが多いです。
成績が伸びやすい子ほどまず素直に言われたことをやってみようとします。
2.言い訳をしない

成績が伸びやすい子は、間違えたりしても言い訳をしない子が多いです。間違えた原因がきちんとわかっていてそれを人にも言える。怒られると思ってごまかしたり、言い訳をせずに問題は自分自身にある、人は関係ないときちんとわかっています。成績が伸びにくい子ほど、周りの目を気にして怒られるから、ごまかそうとしてついつい言い訳をしてしまうことが多いのではないでしょうか。
3.積極的で実行力がある

成績がいい子は、何か疑問があると積極的に聞きにきます。また、自分で問題を解いて質問するところをまとめているなど質問するにしても自分でやることはやっていますし、ネットで情報を集める。資料を取り寄せる。志望校の先輩に話を聞きに行くなど実行力があるのが特徴です。勉強が苦手な子ほどわからない問題があったときはもちろん聞きにきますが、自分で積極的に調べてから能動的に質問するのではなく、与えられた課題を淡々とやるだけで終始するなど受動的になりがちです。
4.困難なことがあっても逃げない

勉強だけではなく、友達関係やスポーツなどの部活で困難な状況になっても逃げない子が、成績が伸びやすい子には多いです。問題に対してすぐに投げ出したり、人任せにするのではなく、自分で解決策を考えて、自力でできないものでも問題点を整理して、人にアドバイスをもらうという姿勢がある子が多いです。
5.工夫をしようとする

成績の伸びやすい子ほど勉強時間を短くしたり、部活などの練習を効率的にするための方法を考えようとします。みんな勉強や苦しいトレーニングは嫌いなのは一緒です。その嫌な時間をどうやって短くするか、どうやったら楽しくできるかそういう工夫をしようとしている点が、成績が伸びる子とそうでない子との差になってきます。
6.計画的である

成績が伸びやすい子は、物事を考えるときにきちんと計算して計画的に進めようとしています。ゴール地点を見据えてそこに行き着くにはどういうやり方をしようと考える癖がついている子が多いです。苦手な子はどうしても行き当たりばったりになり、課題ができなかったり、できたとしてもこなすだけになってしまって、身についていないということも多いのではないでしょうか。
7.感謝の気持ちを持っている

勉強ができる人も、スポーツができる人も超一流といわれる人は礼儀も正しい人が多いともいます。成績が伸びるタイプの子は、教えてもらうことに対して感謝の気持ちを持っていますし、勉強や部活ができるように家族が食事や家こ事もしてくれていることに口には出しませんが、ちゃんと感謝している子が多いです。その謙虚な気持ちが勉強やスポーツなどで新しいことを学ぶときにきちんと吸収できるベースになります。
勉強やスポーツも含め成績が伸び悩む子は、才能頼みになっていて、指導してくれていることへの感謝を忘れがちですし、サポートしてくれている家族の気持ちも考えようとしないことが多いです。自分が好きでやっているんだから当然だとか、先生は生徒を教えるのが仕事なんだから聞いてやってるんだぞといった態度を取っているなど、感謝の気持ちとはかけ離れていることも多々見られます。
このように7つの特徴を挙げました。どれも生まれ持った才能ではありません。いくらでも改善できるものですし、今からすぐにでも心がけ次第で直せるものばかりです。
小中高校生の皆さんは、思春期の子もいるかもしれないのでなかなかすぐにと言われても難しいと思います。ですが、自分のためだと思って少しずつでも改善してみてください。成績や部活などが上手くいくと少しずつ世界が変わってくるはずです。
小中高校生の親御さんもお子さんに上手くアドバイスするのも大変だと思いますが、今回挙げた点を参考にアドバイスしてみてください。