教育コラム

あなたはどのタイプ? 稲森和夫式ヤル気を表す3つのタイプ

京セラやKDDIの経営、JALの経営たち立て直しなどで手腕を発揮した稲森和夫さんをみなさんはご存知ですか?

稲森和夫さんは多くの著書を残し、談話なども多く残っています。その中で今回ご紹介したいのは、仕事や勉強など目標達成へと向かう人の3つのタイプについてのお話しです。

稲森さんは人は以下の3つのタイプに分かれるといいます。

1.自燃型

2.可燃型

3.不燃型

では、それぞれがどんなタイプか見てみましょう。

1.自燃型の人間

このタイプは読んで字のごとく、自らが燃えて目標に対して自発的にどんどんと行動することができる人です。人から言われる指示待ち人間ではなく、自ら情報を得て、自分で考え、問題点に気づき、どうすれば解決できるだろうかと考えて行動できるタイプの人間です。

このタイプの人は、会社や学校でよい成績を残すことができ、リーダーとして活躍できる人たちです。

 

2.可燃型の人間

次に可燃型のタイプの人を見てみましょう。可燃型の人とは、誰かに指示されたり、命令されたりして動き出す人や、上司や先輩のアドバイスによって心を動かされ燃える人、周りに自燃型の人などすでに燃えている人がいると自分も影響されて燃えるような人を指します。

必ずしも命令されていやいや燃えるわけでもないですよね?普段人と接する中で多いのはこのタイプの人ではないでしょうか?

 

3.不燃型の人間

最後に不燃型のタイプの人です。このタイプの人は能力がないから燃えないというわけでもありません。もともと優秀で大手企業に入社した優秀な人でもこのタイプの人はいるのです。

例えば、仕事と趣味は別と割り切っている人。

有名進学校に合格したはいいけど勉強はあまりやらない人

大学に合格したけど大学の授業には出ずにバイトばかりしている人

などなど

目の前にある仕事よりも別のものに価値を見出し、とりあえず最低限のことだけしておいたらいいやと考えるタイプの人です。

学校や希望の就職先などに入ることで目標が達成されて勉強や仕事に対して燃え尽きている場合や、趣味など別のことに関しては燃えているなどいろいろな要因はあると思います。

 

ここまでお話しして皆さんもお気づきかなと思いますが、仕事や学校での勉強で結果を残す人は1の自燃型の人が最も確率が高く、2の可燃型の人もうまくまわりのいい人に巡り合うと成功するでしょう。できるだけ自燃型の人間を目指すことが理想的と言えます。

あなたはどのタイプが一番近いですか?

ただ、このタイプ分けはあくまでその時点のお話しです。人は、何かのきっかけで、可燃型から自燃型、不燃型から自燃型になることも可能でし、自燃型の人も何かのきっかけで不燃型になるかもしれません。

自ら燃えていくには、やはり目標なども必要になるでしょう。

みなさんもこのお話を頭の片隅に入れて仕事や勉強にチャレンジしてみてください!