子どもの性格を3パターンに分類!パターン別にテストなどの対処法をご紹介
中学生や高校生の子達は学校の定期テストが近いのではないでしょうか?中学受験にチャレンジする小学生や受験生である中3、高3の子達は模試などで毎月テストをしていると思います。
テストをしていくと間違いというものが必ず出てきます。この間違いですが、子どもの性格と間違いの傾向というのはすごく関係してきます。まぁ当たり前といえば当たり前の話ですが、ここをしっかりとおさえておくかどうかで点数は大きく違ってきます。
特に子どもと接する時間の多いお父さんやお母さんは注意して子どもを見てあげてください。
私が接した中での話しですが、性格とよくやりがちなテストなどでの間違いのパターンを書いてみます。
※子どもたちの性格のタイプはもちろんもっとたくさんあるのですが、子どもたちを指導してよくありがちなミスをする典型タイプを3つに絞り今回はご紹介しています。
1.人の話を最後まで聞かない猪突猛進タイプの子
2.自分の都合のいいようにごまかすタイプの子
3.完璧主義の子
1.人の話を最後まで聞かない猪突猛進タイプの子
→テストでも問題の読み違いによるミスを連発します。
本人は、話を聞いているときも文を読んでいるときもわかったつもりになっています。間違えてもたまたまと思い込むので本人に自覚させないとなかなか治らないです。小学生低学年など小さいお子さんだと大人が一緒に問題を読むこと、中学生でも一緒に読むことを嫌がらない子は読ませてもいいですが、思春期を迎えるとかなり嫌がります。この場合は、問題文にアンダーラインを引かせるなどきちんと文を読ませる工夫が必要です。
いずれも完璧とは言わないものの改善は見られるはずです
2.自分の都合のいいようにごまかすタイプの子
→家や塾ではよくできてるはずなのにテストではとんでもない点を取ることがあります。
結構たちが悪いケースですが、子どもたちの中には一定数こういう子はいます。もともとの原因は、間違いが多かったりすると大人に怒られるから、怒られるのが怖くて間違いをなかったことにしてしまう。逆にいい格好をしたがる子にもにも傾向があります。×を付けたがらない。間違いをすぐに消してしまう傾向が多いです。勉強嫌いな子は事前に気づきやすいのですが、そこそこ勉強をやる子は、テストで結果が出ないとわからない。結果が出ても違う理由と勘違いすることもしばしばあります。例えば、本人がたまたま調子が悪かった(頭が真っ白になった、体調が悪かったなど)といったような言い訳をして本質の理由を曖昧にしていることがあります。
もともとは大人の接し方に原因があることが多いので、悪い点でもかっとなって感情的にならないこと。怒るよりも先に原因が何か探ることを優先したほうがいいです。このタイプの子は癖になると自分でも意識せずに「自分に嘘をつくこと」が当たり前になって自分でもわからないうちに悪化していくことがあります。
3.完璧主義の子
→時間配分をミスして大量失点
このタイプの子に多いのは、途中で間違いや思い出せないものがあったり、難しい問題があったときにパニックになったり、バランスを欠いて全体の時間の使い方を誤り解けないで白紙の問題を作ることです。
完璧主義はケースによってはよく働くこともありますが、裏目に出るとダメージはとても大きいので、「バランス感覚」がとても大切です。難しいテストになればなるほどとても解けそうにない問題というものが出てくるリスクが高くなります。問題作成者もそのバランス感覚を試していることもあるので、完璧じゃなくてもいいという考えも持ってほしいと思います。
もちろん適当でいいという意味ではなく、あくまで完璧は追求するけれども与えられた時間で、全体を見た上でバランスを考え最善を尽くすという感覚を普段の生活の中で上手く伝えていくことが必要です。
このタイプの子はプライドが高いので、学生時代は上手くいっても、就職活動や社会人になってから上手くいかないことがでて心が折れてしまうこともあるので早い段階でフォローが必要です。
今回は特徴的な3つの性格パターンをご紹介
それぞれの特徴をつかみ、的確にアドバイスをしてあげることで子どもの良い点ををうまく引き上げてあげましょう。