教育コラム

塾選びに悩ん営る方必見!!指導歴20年のベテラン塾講師が教えます!

塾選びに悩ん営る方必見!!指導歴20年のベテラン塾講師が教えます!

 

3学期も始まり、そろそろ子どもに勉強をしっかりと頑張ってもらわなければとお考えのお母さんやお父さんがたくさんいらっしゃると思います。

今塾に行っているけどどうも成績が伸びないとか

子どもは楽しそうだけど今のままでいいのかな?

中学受験にチャレンジさせようか?

などなどこの時期は、子どもの勉強のことでいろいろと悩む時期ですね。

今回は、現役塾講師が教える塾の選び方と題して、塾選びのコツをお話ししたいと思います。

この記事の目次

1.まず塾に通うだけでは成績は伸びないことを認識する

2.集団塾か個別指導か?どちらがあっているのかを考える

3.その塾がどれだけきめ細かく指導しているのか?を把握する

 

 

1.まず塾に通うだけでは成績は伸びないことを認識する

塾選びでまず押さえていただきたいのは、ただ単に塾に通いだしたからといって成績は伸びないという点です。本人が勉強をやれるかどうかがポイントになります。友達に誘われたことがきっかけで勉強をやってみようかなとか、塾で出会った先生がとてもいい先生で勉強に前向きになったなど塾を始めることや塾を変えることがきっかけになることはあると思います。

しかし、本質的には、勉強をするのはお子さん本人。お子さんが勉強を実際にやれるかどうかに成績アップがかかっています。

よくあるのが、塾には行ったからと安心してそこで本人も親御さんも現状を変えようとしないこと。勉強の動機付けには、塾ももちろんですが、なぜ勉強をするのかという「目的意識」がとても大切です。

可能な限りお子さんの自発的な意思を促すことが理想ですが、思春期の子どもだとなかなか自分で言考えて決めるというのは難しいと思います。

ここはじっくりとお子さまを向き合ってお話ししてもらいたいところです。

上記のページはヤフー知恵袋に寄せられたものです。

塾に行って成績も下がり、塾の対応も不満となると踏んだり蹴ったりです。塾選びは慎重にいきましょう。

 

2.集団塾か個別指導か?どちらがあっているのかを考える

昔は、集団塾は受験にぴったり合った指導をして、個別指導塾は補習のための塾というイメージが強かったと思います。しかし、近年は、少子化や進路の多様化の影響もあって集団形式の塾より、個別指導塾の方が多くなってきている状況があります。

また、一般的には、大手集団塾の方が中学受験、高校受験、大学受験ともに合格実績が高く見えますが、塾が抱える生徒さんの人数(母数)が全然違うことがあります。小さな個別指導塾でも実際の合格率で見るとかなり優秀であることも多いのです。

中学受験も今では、個別指導だけでも難関私立中に合格させることができるケースも多く、ひと昔前のイメージで考えるべきではないと言えるでしょう。

ポイントはお子さんにはどちらが向くのかという点です。今ではいろいろな塾で無料体験授業を受けられますので、実際に塾に足を運んで確かめられることをおすすめします。

 

3.その塾がどれだけきめ細かく指導しているのか?を把握する

やはり塾選びのポイントは人でしょう。そこで指導している講師や教室管理者の人柄、細かなところまで気が行き届いているか?このあたりがとても重要になってきます。大手塾でも学生のアルバイト講師に任せきりになり、教室責任者はほとんど顔を出さないといった塾もあると思います。ホームページで教室ごとのページなど見ていただくとわかりますが、地域の教室10校受け持っている担当者がいたといったケースもたまに見かけることがあります。

大手だから大丈夫だろうも言えないのが塾選びの難しいところお子さんをどれだけきめ細かくみてくれるのかそこを説明会などでしっかりと見極めることが大切です。

具体的なところで言うと自習などの体勢です。自習自体はどこの塾でも可能だと思います。ポイントは自習時にその塾だどのような体制でみてくれるのか?

自習でのカリキュラムまで一緒に作ってくれるのか?自習に行っていてもお友達と楽しくおしゃべりしているだけでは成果はなかなか出ません。このあたりのきめの細かさは成績アップにつながるポイントです。

塾業界に限ったことではありませんが、「トイレをよくみなさい」というお話があります。トイレまで綺麗に気持ちを込めて掃除が行き届いているお店は、サービスの質が良いという話です。どんな小さなことでもきちんとできているところはどんなところにも手を抜かないは、塾でも十分あてはなることだと思います。

 

 

このように昔ながらのイメージにとらわれることなく、結局は人をしっかりと見て選ぶことでお子さんにあった塾を選ぶことができると思います。