オンライン授業の悩みを解決!!安心してオンライン個別指導を受けるには?
オンライン授業やオンライン個別指導を受ける中で保護者の皆さんは、慣れない指導形式に不安や戸惑いがあるかと思います。
実際オンラインでの授業を行っているあなたのお子さんの授業の様子を見ていると「これで大丈夫?」と心配になる場面もあるかもしれません。
今回は、現役の講師の視点で保護者の方からよく聞くトラブルやお困りごとをQ&A形式でお答えしていきたいと思います。
1.授業中に本当に集中しているの?
2.授業をしているのにゲームをこっそりしている
3.自習に行かないので勉強時間が少なく感じる
4.視力の低下など健康面で不安
5.回線がよく落ちる。画面がかくかくしている
1.授業中に本当に集中しているの?
オンライン授業に関してよく聞かれる質問で「オンライン授業中本当に集中してできてるんですか?」というものです。
この質問に対しては、集団形式型の授業とオンライン個別指導形式の授業では、かなり変わってきます。集団形式型の授業では、そもそも長時間ずっと座っておくことがきついというお子さんもいると思います。さらにパソコンのディスプレイやタブレットやスマホの画面を見ていると目が疲れやすいのも事実です。
集団形式の授業では、指導する先生の意識が、自分の授業をとりあえずこなすという視点になりがちなことも起こりえます。どうしても生徒が目の前に物理的にいないため、一人語りの様な授業に陥りやすいことがあります。そうなると難しい勉強がさらに退屈になり集中できないという問題が起こることがあります。
オンライン個別指導形式では、基本的には、生徒一人一人に合わせていきますし、生徒と対話しながら進めるというのが個別指導形式のメリットでもありますので、上記のような置いてけぼりによる集中力の低下は防ぐことができるのではないかと思います。
電子機器の画面による疲れは、ブルーライトカットのフィルターをつけたり、適度に目を休ませるなども工夫が必要です。
(この点は類似の項目があるため、そちらでご説明していきます)
また集中がしにくい生徒さんの場合、保護者の目の届くところでオンライン授業をさせるというのも解決手段の一つです。
人の目があることで生徒さんも緊張感を持って取り組むことができますし、講師側としてもよりきちんとした授業をしていこうと緊張感を持ってくれるはずです。
2.授業をしているのにゲームをこっそりしている
これは意外と生徒さんはやっているようです。私自身は、この手のお悩みを受けたことはないのですが、他の先生と話す機会があった時に、授業中に実はゲームをしていて、なんで気づかないのですかとお𠮟りを受けたといったことが、実はよく起こっています。
こんな感じでオンライン授業受けながら隠れてゲームやるのってスリル感半端なくない? pic.twitter.com/CWiCSRC2Zv
— 💫にゅいよん💫@ホロ箱推し (@Nyuiyon_Anime) May 24, 2020
SNSなどを見てみても子どもたちも悪びれなく隠れてゲームしていることを呟いたりしていますね。
学校でも隠れて、授業と関係ない本を読んだり、内職(違う科目の勉強をすること)をしたり、早弁なんてのもあったので、今の子どもたちを単純に責めれないというか…隠れて何かをしようとするのはいつの時代もあるんですよね…(笑)
こうした隠れてゲームなどは、予防策はあります。
先ほどの親の目が届くところで授業を受けさせるというのもありますし、Zoomなどで授業を受ける子で多いのは、ビデオをオフにすることです。これをさせずに、手元を映させるなど工夫することで講師側も生徒がちゃんと勉強しているのかを把握することができます。
3.自習に行かないので勉強時間が少なく感じる
コロナ禍で感じるのは子どもたちがいじめなどの特別な理由ではなくても、昔に比べ不登校気味になっていることです。オンライン授業が浸透してくると、自宅でも授業が受けられるため、外に出ない子が増えてきます。塾に通っている方はわかると思いますが、学習塾では、通常自習を推奨し、学習時間を増やそうとしています。
オンライン授業が中心となると家で授業をしてわざわざ自習氏に教室に行くのを面倒に思う子も多くいます。
そうなると学習時間の確保が難しいケースがあるのです。
この点は、塾の先生と相談し、自習を定期的に組み込んでもらうというのも手です。また、オンライン上で自習室を開講するサービスもあります。
このページでも書いていますが、「人に見られることで集中できる」というのは一理あります。こういうサービスは、生徒さんによって合う合わないというものがあるとは思いますが、うまく利用すると効果はあると思いますので、選択の一つにするのは良いと思います。
4.視力の低下など健康面で不安
オンライン授業やオンライン個別指導はやはりパソコンなどの端末を使うため、強い光に目を晒されてしまうというデメリットがあります。
2時間3時間と長時間画面を見続けるというのは、やはり健康面では不安がありますよね。
ただ、この点は、勉強をオンラインにしなかったら一切健康面で問題はないかというとそう言いきれません。
代わりにテレビを長時間見たり、ネット動画やゲームをやっていれば、同じことが起こってしまうでしょう。ポイントは、健康面を配慮した工夫ができるかということです。
視力を落とさない工夫をしていきましょう。
1.目を適度に休める
休憩時間に目を休める。少し目を閉じる時間を作ったり、遠くの景色を眺める。ホットアイマスクをするなど適度に休憩を入れることで視力低下を防げます。
2.画面の明るさの調整
画面が過度に明るすぎたり、逆に暗すぎると目に負担を強いることになります。また部屋の明るさやブルーライトカットフィルターを組み合せるというのも改善できることですね。
3.姿勢の見直し
スマホなどを極端に近い距離で見ることで寄り目がちになるということが起こるようです。オンラインで授業をする場合は、画面をきちんと立てるスタンドやパソコンタブレットのように適度な大きさの画面の端末を用意するなども必要ですし、何よりもきちんとした姿勢で授業を受けることが大切です。
そのためには、机や椅子といった家具の見直しも大切でしょう。
5.回線がよく落ちる。画面がかくかくしている
このタイプの質問は実は多いです。
Zoomでは、頻繁にアップデートを行うため、バージョンが古すぎるとそもそもログインや入室ができないこともあるようです。アプリケーションが不安定な場合は大体は、回線が遅すぎるか、端末が古くて処理速度が低いかのどちらかと思います。
回線に関しては、ブラウザで「スピードテスト」と入力して簡易的にネット速度をチェックしてみてください。高速と表示されれば、回線速度は特には問題ないはずです。
それでも画面がかくつくといったことがあるとチェックすべきはお使いの端末です。端末自体が古くなっていないか?アプリケーションのバージョンが古すぎはしないか?スマホやタブレットでよくあるのが、不要なアプリケーションを立ち上げすぎてバックグラウンドで動作していて処理が遅くなっているといったこともあります。授業をするときは不要なアプリはすべて閉じておくこともチェック項目に入れてもらえればと思います。
こういった点を見直していただき快適にオンライン授業やオンライン個別指導を受けていただければと思います。