オンライン個別指導やオンライン授業を受けるのに必要なものって何?
コロナ禍の影響もあり、学校や学習塾での授業もオンラインでの授業やオンラインの個別指導になることも増えてきています。オンラインでビデオ通話などするときにラグが起きて音声が聞きづらかったり、画像がカクカクしている…そんな授業は受けたくありませんよね?
また、そもそもオンライン授業って何を揃えればいいの?という方にも基本的に必要なものを説明していきたいと思います。
1.オンラインでの授業に必要なものは何?
2.オンラインでの授業をする際に必要な回線は何がいい?
3.オンラインでの授業をするときに使う端末は何がいい?
1.オンラインでの授業に必要なものは何?
自宅でオンラインの授業をする上で必要なものをここでは解説していきたいと思います。自宅で揃えたいものを以下に書き上げていきます。
〇必ず必要なもの
・インターネット回線
・インターネットにつなぐための端末(PC、タブレット、スマートフォン)
〇あると便利なもの
・WEBカメラ
・ヘッドセット
必ず必要なものに関しては、別項目で説明していきます。あると便利なものに関しては、自宅で他の家族に授業の内容など聞かれてもいい、自分の部屋なので聞かれる心配がない場合はヘッドセットがなくてもPCやタブレット、スマートフォンに備えられているマイクやスピーカーでも授業はできます。
ただ、ヘッドセットがあるとより先生の声も聞きやすくなりますし、周囲の雑音が程よく遮られるため、集中しやすくなるというメリットもあります。
WEBカメラに関しては、ノートパソコンやタブレット、スマートフォンにはカメラも内蔵されているため、基本的には別で買わなくても大丈夫でしょう。デスクトップパソコンの場合、外付けのWEBカメラが必要なケースがほとんどと思いますので別途用意したほうが良いでしょう。
こちらもeラーニングのソリューションを提供しているデジタル・ナレッジのページに解説があります。
2.オンラインでの授業をする際に必要な回線は何がいい?
ここでは、オンライン授業やオンライン個別指導で必要なインターネット回線に関してもう少し細かく解説していきます。
オンライン授業やオンライン個別指導で使用しているWEB会議システムやZOOMなどで快適に授業を行うには、回線の速度が、上り、下り10-15Mbpsあれば十分だと言われています。
一般的に自宅で惹かれるインターネット回線が光回線などであればほぼ問題ないでしょうし、スマートホンやタブレットがネット回線を契約している場合もこの速度が出ているのであれば問題なく使用できるはずです。
スマホなどのデータ通信では、使用ギガ数に制限がある場合があります。月ごとの使用量を越えてしまった場合は、速度制限があるため、10-15Mbpsをキープするのは厳しいため、余裕のあるプランにするか、Wifiが使用できるところで授業を受けるようにしましょう。
自分が使う回線の速度がどれくらいのスピードが出ているかわからない場合は、ブラウザで「スピードテスト」を行うとよいでしょう。
マンションなどの集合住宅の場合、マンションにひいた回線を入居者で同じサービスを申し込んでいる人で分け合う形をとるため、理想値よりも低い速度になることもあります。また多くの人が使う時間帯の場合も速度が遅くなることもあるため、使用したい時間帯でスピードをチェックすることも大切です。
あまりにも遅い場合は、契約している回線の会社を変更することも検討する必要があるでしょう。
光回線ならNuro光の回線を使う【光マッハ】やauひかり、【フレッツ光】など大手の回線会社を契約するのもおすすめです。年間通じてお得なキャンペーンを行っているケースも多いため、スピードアップだけではなく、通信費の削減も可能になるケースがあります。
また家でも外でも授業を受けたい。モバイルな環境でも通信量は使い放題がいいという時は、Wimax回線というのも考慮できると思います。
Wimaxは3日間で10Gのデータ通信で速度制限がかかると言われています。ZOOMの場合、1時間で0.6Gほどのデータ通信を行うというデータもありますので、3日間で16時間授業をしても大丈夫という計算になります。
動画鑑賞など娯楽もすべてモバイルルータで行うとオーバーする恐れはありますのでその点は注意が必要です。
3.オンラインでの授業をするときに使う端末は何がいい?
次に端末に関してです。端末に関しては、2022年時点で2年以内くらいに購入したパソコン、ノートパソコン、タブレット、スマートフォンでしたらまず、端末のスペックが低くて使い物になりないということはないでしょう。
基本的に授業で先生側が資料を提示する、ホワイトボードで解説するというケースがあると思います。できれば、パソコンである程度大きなディスプレイで見れるようにすると理解しやすいと思いいます。
この点ではタブレットもある程度の画面サイズがあればいいでしょう。スマホは板書がやはり見づらいと感じます。
カメラに関しては、自分が書いたノートを写真に撮って先生側に共有して見せるという流れが考えられます。自分の顔を映すカメラにその場で見せるというのはかなり先生側からすると見づらいです。
一度写真に撮ってからアップするという流れの方がやりやすいでしょう。この点では、タブレットやスマホが便利です。
パソコンでは、カメラで写真を撮影するという点においては、データを転送し、デスクトップに表示しアップするという流れになるため面倒になります。ZOOMではカメラを2台認識するという機能があるため、もう1台手元の教材を映すためのカメラを用意するという手もあります。
上記のような書画カメラは、結構値段がしますので、パソコンをメインにして、サブでタブレットかスマホも使用し、教材を映すために使用するという運用も便利かと思います。
また、ZOOMでのパソコンのメリットは、ZOOMでPDFなどのデータをそのまま受け取れるという点もあります。
以上のような点を考慮して、授業に必要な環境を整えていきましょう。