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オンライン個別指導塾どこがいいの?選ぶときに注意する8つのポイント

オンライン個別指導塾どこがいいの?選ぶときに注意する8つのポイント

このブログでは塾講師の視点でオンライン個別指導のメリットやデメリット、どのようにすれば授業をより効果的に受けられるかなどいろいろな視点で解説してきました。今回は、具体的にオンライン個別指導を行っている塾を選ぶ時のポイントに関して解説していきたいと思います。数多くある塾やサービスの中からどうやって選べばいいか悩んでいる方は是非参考にしてみてください。

この記事の目次

1.自宅型、教室と自宅のハイブリット型の違いを押さえる
2.講師はどんな人なのかをチェックする
3.指導時間はどれくらいあるのかをチェックする
4.指導形態をチェックする
5.教材は何を使っているのかをチェックする
6.自分が通う学校の情報や対応はどこまでできるかをチェックする
7.受験対応はどこまでできるのかをチェックする
8.使用できる環境は何かをチェックする

1.自宅型、教室と自宅のハイブリット型の違いを押さえる

オンライン個別指導を行うサービス会社は様々なものがあります。もともと塾や家庭教師をしている会社がオンライン対応をしているケースが多いのですが、通信教育を手掛ける会社やオンライン授業を専門に行う会社などもあります。塾が行っている場合は、近くに教室もあり、オンライン授業が合わなかった場合、同じ指導スタンスで教室での授業に切り替えることが出来たり、状況によれば自宅と教室のハイブリット対応ができる可能性もあります。またもう一つのパターンとしては、オンライン個別指導を行う専門のセンターがあり、オンライン授業はそこで一括しているというケースです。この場合は自宅からのみ授業を受けることになり、近くの教室でのサポートは難しい可能性があります。公立の中学生など進路情報を踏まえ、教室でもサポートしてもらえるかどうかなどはチェックしておくといいでしょう。

 

2.講師はどんな人なのかをチェックする

次に講師はどんな人なのかも押さえておくべきポイントです。大手のサービスは、主要な有名大学や難関大学の近くに指導センターを設け、東大生、京大生のように難関大学のスタッフを確保しているケースが多いです。また、地元の塾がオンライン個別指導を行っている場合はその塾のスタッフが、オンライン授業も兼務していることがほとんどです。このようにそのサービスはどんなスタッフを確保しているのかは、チェックしておいてください。自分のニーズが難関校受験であれば、受験指導に精通した難関大学出身のスタッフやプロ講師が合う可能性が高いです。中学生などで学校の定期テストをあげていきたい場合は、地元で展開している塾が行うオンライン個別指導で地元情報がある先生に教わる方がいいケースもあります。

 

3.指導時間はどれくらいあるのかをチェックする

オンライン授業が行われ始めたころは基本的に45分や60分の指導時間のケースがほとんどでした。新型コロナウィルスが流行し、学校や学習塾がオンライン授業に対応していきました。またZoomやTeamsなどオンライン授業に使える安価なサービスが広まったこともあり、80分授業や90分授業など通常の塾での指導時間を変わらない時間で指導する塾も多くなっています。このように指導時間はどれくらいが合うのかもしっかりとチェックしておきましょう。あまり長時間だと集中できないとか逆に指導時間が短いと聞きたいことが消化できないなど起こることがあります。体験授業がほとんどのサービスでは受けられますので体験授業を受け感覚を確認することも併せてお勧めします。

 

4.指導形態をチェックする

こちらは一般的な個別指導を選ぶ時と同じですが指導形態を確認するのも忘れないようにしましょう。基本的に1対1か1対2が多く、たまに1人の先生で3名以上を指導する形態をとるものがあります。この一人の先生で指導できる人数と先ほどの授業時間をあわせて考える必要があります。80分で二人の場合、一人当たりの指導時間は平均して40分です。1対1で60分のサービスもありますので、どちらがコスパ的に合うか、質問したいことが多いのなら1対1がいいなど考える必要があります。

5.教材は何を使っているのかをチェックする

次に使用教材です。オンライン個別指導を行うときのテキストでその塾やサービス独自のテキストを使用する場合と自身の持っている学校教材などを使っても対応できる場合があります。独自教材はその塾やサービスがカリキュラムを作成し、目的に合わせてされたもので電子テキストなども使い、スマートに授業が行えるというメリットがあります。ただ、自分の学校の定期テスト対策をしてほしいといったニーズには即対応が難しいため、自信の教材をやり取りし対応してくれるサービスの方がいいケースもあります。

 

6.自分が通う学校の情報や対応はどこまでできるかをチェックする

次にオンライン個別指導をしているサービス主体が生徒側の地元情報や受験情報をどこまで把握しているのか対応してくれるのかといった点も注意が必要です。特に高校入試などでは、問題傾向や合格ライン、推薦対策をするならどんな問題が出ているのかなど細かな情報が必要になってきますし、通っている学校の細かな情報が必要なケースも多くあります。こうしたきめ細かな対応ができるかも事前にチェックしておきたい内容の一つです。

 

7.受験対応はどこまでできるのかをチェックする

オンライン個別指導を行う際に受験対策を希望する場合は気を付けてほしいことがあります。筆記試験で対応できる一般入試などは対応しやすいのですが、推薦対策などで学校の成績がポイントになる場合や、面接小論文が必要な場合などは、考えているサービスで対応ができるのかということも確認しておく必要があります。

 

8.使用できる環境は何かをチェックする

最後に使用する環境に関してです。Zoomを使用しているサービスが多いと思いますが、独自のシステムを導入しないといけない場合もあります。自宅にあるインターネット回線の速度で大丈夫か?パソコンなどの端末は自宅にあるものでいいのか?そういった面もしっかりと確認しておきましょう。

 

以上の8つのポイントを基本としてオンライン個別指導を行う会社をチェックし、ぴったり合ったものを探していきましょう。