オンライン個別指導

オンライン個別指導・オンライン授業をお勧めしない生徒の5つ特長

オンライン個別指導・オンライン授業をお勧めしない生徒の5つ特長

今回は前回の記事に引き続きオンライン個別指導を受ける上であまりお勧めできない生徒のタイプについてお話していきたいと思います。インターネットを利用した学習法もいくつかありますが、すべての人に完全に合った万能な学習法は学習法はなかなかありません。今回は、こういうタイプの生徒さんはオンライン個別指導で学習するのは合わないだろうなというタイプを上げていき説明したいと思います。

前回の記事も合わせてお読みください

 

目次

1.極度にコミュニケーションをとるのを嫌がる生徒
2.楽なことに逃げがちな生徒
3.パソコン操作を全く覚える気がない生徒
4.指示を素直に守ってくれない生徒
5.集中力が極端に低い生徒

1.極度にコミュニケーションをとるのを嫌がる生徒

まず、オンライン個別指導の指導スタイルを説明していきたいと思います。オンライン個別指導とは主にインターネットを介してZoomなどのビデオ通話システムを利用し、お互いの顔を見ることが出来る状態で双方向に対話しながらコミュニケーションを取って学習指導をしていくことが出来るシステムです。
ただ、教室で先生と生徒がコミュニケーションを取ることと比べると表情を見ながら、生徒の問題を解く過程を同時に見てその子の状況を観察し把握するといった細かな対応は、かなり難しいと言えます。生徒側も端末がスマホの画面など小さくなると尚の事難しいといったことが起きます。ですので、指導現場の先生方は、オンライン授業を行う場合、一般的には教室で生徒さんを指導する以上に声掛けをマメにし、ノートを書いたものを画面に映してもらうなどの指示を多く出してそのデメリットをカバーするように指導しています。
ここで、生徒側が極端にコミュニケーションを嫌う、顔さえも映したくないとなると指導するうえでかなり大変になり、ともすると先生側が一方的に話しているだけの授業になる恐れがあります。
生徒さん側にもできるだけコミュニケーションを取ってもらうといった努力もお願いしないといけないという面があります。

 

2.楽なことに逃げがちな生徒

別の記事にも書いていますが、オンライン授業の性質上何となく授業をしているように見せることは簡単です。カメラが映らない範囲でスマホやタブレットを触ったり、漫画本を読んでいてもほぼ先生側にはわかりません。講師側が相当工夫をしない限りさぼろうと思えばさぼり放題になるという大きな問題点があります。実際の教室に通うタイプの授業であっても工夫してさぼろうとする生徒さんはいますし、大人もリモートワークで上はワイシャツを着て会議はするけどズボンはラフなものを着ているといったケースがあるのですから、これは十分に起こりうることです。
思春期の子どもたちに大人が疑るような指導をするとまずうまくいきませんし、生徒さん一人一人に楽なことに逃げないように律してもらわなければいけないという面もあります。

3.パソコン操作を全く覚える気がない生徒

私も指導をすることが多いですが、オンライン個別指導では基本的に生徒さん側に複雑な操作をしてもらうケースはあまりありません。ですが、パソコンの立ち上げ、アプリの起動、マウス操作、Webカメラやヘッドセットの準備、データの受け渡しなど基本的な操作は授業前後で何度か行わなければなりません。こういったことをやりたくない、覚える気がないという姿勢ですと受けている生徒さん自身が相当ストレスになり、本来の勉強するところまで十分にいきつかないことが起こりえます。

4.指示を素直に守ってくれない生徒

3番のパソコン操作と似ていますが、オンライン個別指導では教材を映してもらったり、顔が見えるようにカメラを動かしてもらったりなどアナログ的なお願いをすることも多くなります。そうした一つ一つの指示を嫌がって守ってくれないと本来考えられる学習効果を十分に達成することが出来なくなってしまいます。オンライン授業では、普段の教室での個別指導よりもきめ細かく対応する場面が多くなり、余計に子どもからすると先生が口やかましく感じるかもしれません。こうしたことを嫌だなと感じてしまうとなかなか授業に気持ちが入らなくなってしまうでしょう。

 

5.集中力が極端に低い生徒

オンライン個別指導をはじめオンライン授業はパソコンなどを使用します。パソコンや、スマホ、タブレットといった電子機器の画面の光は、長時間みていると目が疲れてしまい、集中が切ぜひれやすくなります。ある程度慣れも必要ですが、長時間集中するのはもともと苦手な生徒さんは、オンライン個別指導をしていくとより集中しにくく感じるかもしれません。こういったこともあっているか考える上ではポイントとなります。

 

以上のように、向かないタイプとしていくつか挙げていきましたが、慣れによって対応できるものもありますし、保護者が家で授業を受ける時にさりげなく、見てあげることが出来る環境であれば門i店を防ぐこともできるケースもありますので、上記を参考に考えてもらえればと思います。得意に受けるか決めるうえで体験授業はぜひ受けてもらうといいと思います。